こねこを拾ったあのとき

ねこの暮らし

わたしは4年前土砂降りの中こねこを拾いました。

ねこを飼うのは初めてで、ひろったけど何からすればいいの・・・」と思いました。

そのときためになった拾ったときにしてあげられることを紹介します。

こねこを見つけたら

子猫をみつけた場合、拾う前に近くに親猫や兄弟猫がいないかを確かめてください。

近くにいないのであればはぐれてしまっているor思わぬ出産で人に捨てられた可能性もあります。

拾ったらすること

保温

子猫はまだ体が小さく、熱がすぐに逃げてしまいます。

親兄弟といるときはみんなで体をくっつけあって体温を保ちますが、一人になってしまうと体は周りの温度にとても左右されます。

そして子猫の低体温は致命的です。

本来子猫の体温は38.0~39.0度くらいで人よりも少し高いので

体を触って冷たいと感じるようなら温める必要があります。

方法

  1. 段ボールなど子猫が入れられる場所を用意する
  2. ペットボトルにお湯を入れて、タオルでくるむ
  3. 作ったペットボトルの上から毛布やタオルをかぶせ、その上に子猫を置く
  • 直接ペットボトルを置くとやけどの危険があるため必ずタオルをはさむ
  • 子猫が自分で暖かいところ、常温なところに移動できるようスペースを作る
  • ドライヤーなどで温めると急激な体温が上昇に耐えられないこともあります。そして体温が上がりすぎてしまう可能性もあるので、あせらず徐々にあたためてください。
  • 病院に連れていくまでシャンプーはおすすめしません。しっかり乾かさないと体温が下がる原因になること、皮膚についている真菌(カビ)などの病原菌を落としてしまい、検査しにくくなるなどの理由があります。

動物病院へ連れていく

病院が開いている時間であれば、家に帰る前につれて行くことをおすすめします。

病院では

  • 寄生虫(ノミ・ダニ・おなかの虫)の駆除
  • 月齢、性別の判断
  • 健康チェック
  • 月齢にあわせた食事(ミルクorドライフード、給餌回数、量)

などを確認することができます。

病院が閉まっている場合

家の中では隔離し、暖かい場所・常温の場所で移動できるようにします。(動物を飼っていない場合も、人にうつる寄生虫などもあるため隔離したほうが安全です。)

食事は歯が生えていなければ子猫用ミルク(人の牛乳は下痢してしまうのでNG)を哺乳瓶で与え

歯が生えていれば子猫用のドライフード・ミルクをお皿に入れて食べるか様子を見ましょう。

おしっこ、うんちは子猫の場合補助してあげないと自力ではできません

ティッシュでお尻周りを優しくトントンと刺激してあげてください。

自力で排泄可能な月齢であれば、トイレを用意してあげると自然とそこに行って排泄します。

拾ったけど飼えないからといって病院での保護は基本的にできませんので、その場合は里親募集するか、動物のボランティア団体、愛護団体などに連絡してみるようにしましょう。

先住動物がいる場合

いきなり対面!は先住の動物にとっても、子猫にとってもストレス&病気や寄生虫移ってしまう可能性もあり危険です。

まずは隔離をし、静かでリラックスできる環境を整えましょう。

  • ケージ
  • タオルや毛布
  • 保温用のマット、ペットボトル(湯たんぽ)
  • トイレ砂、ペットシーツor新聞紙
  • 食器、哺乳瓶(月齢にあわせて)
  • フード、ミルク(猫用)

これらは必要最低限です。必要なものはその都度買い足し、だんだんそろえるようにしましょう。

最後に

今回は、子猫を拾ったときにできることを紹介しました。

見つけた子猫を拾い上げた時点で、あなたはもう一時的であれ、その子の飼い主です。

ちいさな命を守るために参考になれば幸いです。

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